やる気は「褒める」ことから [やる気にさせる方法]


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お子さんの模擬試験の結果が返ってきました。




得意な教科はまずまずでしたが、苦手な教科が
芳しくなかったとします。




あなたは、この結果をどのように評価しますか?




とかく人間というのは、悪いところから先に
目が行ってしまいがちです。



(数学をもっと頑張らないと・・・)

たとえこのように思っても、それを口にする前に、
まず褒めるべきです。



「英語は順調だね!その調子、その調子!!」



このように、お子さんの良い点を見つけて、
まず褒めてあげてください。




苦手な教科の点数を上げないと、合格ラインを超えるのが
難しいと思っても、その事に触れる前に良い所を探すのです。



実は、こうした親御さんの姿勢が、お子さんの潜在能力を
引き上げるのにたいへんな役割を果たします。



特に直前期は、苦手な教科をレベルアップするよりも、
得意な教科のレベルを安定させるほうが、
現実的にも得策です。



親御さんが欠点ばかりに神経を向けると、その不安が余計に
お子さんにも乗り移り、得意科目の調子まで狂わせること
があります。



こうなっては、元も子もありませんよね?



お子さんだって、ご自分の欠点は良くわかっているのです。



親御さんから欠点を感情的に突かれたら、気持ちが
マイナス方向へ作用し、場合によっては
反発することすらあるでしょう。



ですから、模擬試験結果に限らず、常日頃、お子さんの
「良い所」を見つけて褒めてあげてください。




褒めるというのは、本当は今に始まったことではありません。



親御さんが一番わかっていらっしゃる乳幼児期には、
とても大切なことだったはずです。



ところが、子供が大きくなるにつれ、こと勉強に関しては
この「褒める」ということができなくなっていませんか?




ついついお小言を言ってしまったり、そうではなくても
ものの言い方が「責める口調」になっていないでしょうか?




また、実社会でも同じことが言えます。




仕事ができない社員ほど、上司に怒られ、ことごとく
できない欠点を指摘されていることが多いのです。




「褒めて動かす」という方法もあるように、「褒める」という
言動は、人間のやる気を出すには最適な方法なのです。




いいところだけを見るというのは、とても難しく「がまん」が
必要な場面が多いでしょう。




でも逆に言えば「褒める」というたったそれだけのことで、
やる気になってくれるなら、これほど簡単なことはありません。



一番の味方はあなた(親御さん)なんだということを
お子さんに力強く示してあげてください。



それが、お子さんの安心感へと繋がります。




受験は親子二人三脚で乗り切るものです。




ぜひ、プラス思考で乗り切ってください。




ありがとうございました。



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