「やらない理由」よりも、「今やる理由」 [学習環境作りのタイミング]


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中学生の成績が上がらない場合、本人や親御さんが
成績が悪い、成績が上がらないことを棚に上げて
勉強ができない理由を探し「言い訳」している
ことが少なくありません。



これは、大人でもよく見かけることなのですが、
仕事が出来ない事や給料(年収)が少ない事などを
すべて人のせいや社会のせいにするのと同じです。



そして中学生の場合にもっと悪いのが、その言い訳を
親御さんが、自分の思いだけで勝手に作り上げて
中学生本人の可能性をつぶしてしまうことです。


どういうことかと言うと・・・


例えば、あなたの目の前に現れた推定30代の男性が、
こんな事を言い出したらどう思いますか?


「俺は10年以上、無職だよ。
 こうなったのは俺を甘やかした親のせいだ。」


「俺が無職なのは、国が悪い。」


「俺が無職なのは、面接すらしてくれない企業のせいだ。」



結局この男性は、自分が無職なのを

親・国・企業のせいにして、

とにかく言い訳をしています。

こんな男性を目にしたら、素敵なレディーである
あなたはきっと、

『こんな言い訳ばかりのダサイ男に興味無いし、
 きっと未来も無いわ。』

そう思う事でしょう。

・言い訳ばかりの男はダサイ

・言い訳ばかりの男に未来は無い

私もそう思います。


しかしその一方で、同じようなことが
教育現場でも起こっていて、危機感を抱いています。


言い訳ばかりしている保護者の方が、
お子さんの成長の機会を潰しているのです。


具体的には、子どもの英語力が足りない事に気づいていて、
しかも「やる気を出す勉強法」に取り組んだ方がいい
と気づいているのに、


「いや、うちの子は今、塾で忙しいし・・
(塾に1年以上通っても効果出てないけど、涙)」

「うちの子は部活の大会が近いから、今は授業以外の
 勉強は無理だと思う。」

「きっと今のままの勉強でも、何とかなるよね・・」


などと“取り組まない理由”ばかりを探している人がいます。


そして、そう言いながらも効果が見られない学習塾などへ
行き続けている現状・・・


厳しい言い方になりますが、


塾に1年以上通って効果が無いのに、まだ通い続ける
意味が分かりませんし、



今のままの勉強じゃ、何ともなりません。


つまり、

成績が上がらないと悩んでいるのに、
何も手を打たず言い訳ばかりしていては、



現状は変わらないという事です。



先ほど紹介した『言い訳ばかりのダサイ男』と同じように、
成長の見込みが無いという事です。


結果、高校受験のタイムリミットを迎えてしまい、
合格する自信のない志望校を受験するか、
行きたくもない高校へ入ることになるのです。


そして、あの時にやっていたら変わっていたかも
しれない~


などと「~たら~れば」という一番みじめな言葉を
子供といっしょに語ることになるのです。



今の環境を変えようと思ったら、一歩踏み出す
という決断とタイミングが必要です。



「行きたい高校へ行かせてあげる」というのも
親御さんがどのタイミングで環境を整えてあげるか?
にかかっていると言っても過言ではありません。


手遅れにならないように、まだ間に合う時期に
取り組む決断が、お子さんの人生をも左右する
高校入試を合格へ導くことでしょう。


⇒やる気が出る勉強法について


ガンバレ!中学生![本]



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ありがとうございました。



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