成績が良ければ安泰という中学生の親御さんへ [偏差値偏重教育の弊害]
あなたは、お子さんの成績が良ければ、
将来は安泰と思ってますか?
中学生に限ったことではないですが、
親であれば、子どもの成績アップを願うのは
当然ですから、その気持ちは自然なものです。
しかしここで一度考えて頂きたいのが、
成績が良ければ子供の将来は安泰なのか?
という素朴な疑問です。
・中学時代はひたすら偏差値を上げて
・レベルの高い高校に進学し
・更に偏差値を上げるために塾に通い
・レベルの高い大学に進学し
・大企業に就職する
これで“本当に”安泰なのでしょうか?
大企業に就職すれば、出世して高収入を得て、
自分が望むような人生を歩めるのでしょうか?
おそらく多くの方が、
「ううん…、今の時代は
そうとも言えないかも…(モゴモゴ)」
と口ごもってしまうと思います。
それもそのはず。
今の時代は「高学歴=大企業=高収入」
という昔の成功ルールが全く通用しません。
大企業でも潰れます。
上司の命令でリストラされる事だってあります。
終身雇用制度は崩壊し、
基本は実力主義に移行しています。
そういう事実を考えていくと、
子供に必要なものって「成績」以外にも
たくさんあるのではないでしょうか?
しかし残念なことに、今の学校教育では
国語・数学・社会・理科・英語
という受験の為の勉強しか教えてくれません。
こんな状態では、大学卒業後に待っている
「実力主義の社会」に
全く太刀打ち出来ないのではないでしょうか?
僕は中学時代にオール5を取りましたが、
「オール5が取れたから将来は安泰!」
とか言っていたら、ただのガリ勉の
痛い奴で終わっていたと思います。
僕は大学卒業後も、色んな事を学んできました。
学校で習ったいわゆる「お勉強」という
狭い枠組みに捉われず、
幅広い知識を得て、それを実践してきました。
そこで学んだことは、学校教育以上に
重要だと感じています。
“これからの時代を生きる知恵”
とでも言えるでしょうか。
「学校の勉強は不要です!」
などと言いたいわけではありません。
学校の勉強は出来ないよりは
出来た方が良いと思います。
学校の勉強は必要だけど、それだけでは
不十分ですよ、という話です。
さて、偏差値をただ単に上げることだけ
ではなくて、
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