なぜ勉強しなければいけないのか? [【勉強についてのよもやま日記】]


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あなたは、お子さんから
「なぜ勉強しなければいけないの?」と尋ねられたら、
どのように答えますか?



いろんな答えがあるかと思いますが、
根本的には、「お子さんの幸せ」を願うからこそ、
勉強の必要性を説かれるはずです。



ですが、「幸せ」と「勉強」とを直接結びつけるのは
なぜでしょうか?

良い学校を出れば、それだけで幸せになれるほど、
「幸せの判定基準」は単純なものではありませんよね?



親御さんの中には、ご自身の過去の苦い経験と結びつけて、
勉強の必要性を説こうとされる方もいます。



「あの頃、もう少しちゃんと勉強していれば、
もっと良い生活が待っていたのに・・・」


「だからお前は、もっと勉強して、
少しでも良い学校に行かなければダメだ!」



お子さん側から見たら、
このような話はまるで説得力がありません(苦笑)




別の親御さんの中には反対に、

「あの頃、ちゃんと勉強していたからこそ、
今こうして何不自由ない生活を送れている」

「だからお前も、もっと勉強しなさい」



うーーん、これもどうでしょう?(笑)




なぜ、勉強しなければいけないのか?



この設問がシンプル過ぎるがゆえに、
逆にキチンと回答することが非常に難しいのです。




中には幼い頃からしっかりと、
具体的な将来の夢を描いているお子さんもいます。


「医師になって、一人でも多くの方を救いたい」


「法律家になって、弱い立場の人を救いたい」


「エンジニアになって、世の中をもっと便利にしたい」



このような場合は、放っておいてもその夢に向けて、
「今」必要な勉強をしているはずです。



ですが、おそらくほとんどのお子さんは、
このような具体的な夢を思い描くことが
できていないと思うのです。



それは、それで良いのです。

今、無理に夢を思い描かなくても、
これからいろいろな勉強をしていくうちに、
次第に「やりたいこと」がはっきりしてきます。







もう「答え」は出ていますね!



そうです。


「なぜ、勉強しなければないないのか?」


その答えは、
お子さんが「本当にやりたいこと」を見つけて、
将来有意義な充実した生活を送るための手がかりを
得るために、「今」勉強しておくことが望ましいからです。




つまり、お子さんの「可能性を広げる」ために、
高校受験も必要だということです。



何をもって「幸せ」と言えるのかは、
人それぞれだと思います。



いい高校、いい大学、いい会社に入ることで、
「幸せ」が保証されるような単純な話ではありません。



ですが、少なくとも「今」しっかりと勉強しておくことで、
「何が幸せか?」を見つける手がかりは多く得られる。


少なくとも、その可能性は広がるわけです。



親御さんにぜひお願いしたいこと。



それは、お子さんの「夢」を聞いてあげて欲しいのです。



お子さんが具体的な「夢」を語れなくても問題ありません!



その「夢」を見つける可能性を広げてくれる
最も身近なチャンスが「高校受験」にある、
ということを、親子間で確認し合えれば
良いのですから!




ぜひ一度、こうしたコミュニケーションを
お子さんととってみてください。



こんな所から、高校受験に成功する「環境」が、
整備されていくのです。



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ガンバレ!中学生[本]



ありがとうございました。



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