マインドマップは、中学生の勉強に有効か？

マインドマップというものをご存知でしょうか？


昨今は、社会人、主にビジネスマンなどが活用している
記憶力を高める方法として知られています。


上の画像のように、暗記することが多い科目である
社会科などには、特に有効と言われています。


マインドマップの描き方は、表現したい概念の中心となる
キーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状に
キーワードやイメージを広げ、つなげていくというものです。


マインドマップによって複雑な概念もコンパクトに表現でき、
非常に早く理解できるとされ、注目され始めている方法です。



確かにただ覚えるよりは効果がありそうな気がしますが、
これを中学生であるあなたのお子さんが１から作るというのは
可能でしょうか？



マインドマップを中学生が活用する方法について、
説明させていただきます。



結局マインドマップとは何か、簡潔に言うと、

イメージ・色・記号・形などを活用し、
キーワード（重要語句）を放射状にまとめていく技法。

という感じなのですが・・・

正直、

「んー、なんだかなぁ・・。」

という感想の人が多いと思います。

ホントに子供が使いこなせるのか、疑問ですよね。

ですが、もう少し頑張ってついてきてください。

重要な話です。

なぜ近年マインドマップが注目されているのかというと、
それは、右脳をよく使う技法だからです。

いまの日本の教育というのは、言葉・論理・数式など、
左脳をよく使う学習をしています。

教科書やノートを見てみると、確かに文字だらけですよね。

子供は右脳の方がよく働きますから、
左脳ばかり使う“お勉強”は、やっぱりちょっとつらいんです。


僕ですら、暗記モノは多少の苦痛は感じてましたし。


ですが、その苦痛を和らげ、暗記効率を上げるための手法として、
マインドマップが注目されているのです。


今は学生よりも社会人がよく使っています。


仕事のアイデアを出したり、会議の要点をまとめたり。


マインドマップをマスターするためのセミナーとかも
開催されているくらいです。


けっこう高額ですが。


しかし、高いお金を払ってでも、得られるものは大きいということで、
参加者が後を絶たないわけです。


いまは主に社会人が使っているマインドマップですが、
これが中学生の勉強に活かせるんじゃないか、


そういう議論が、いろんな所で起こっているのですが、
あなたは、どう思いますか？


本当に中学生の勉強に有効だと思いますか？



結論からいいますと、「確かに有効です」


しかし、１つだけ大きな問題点があるのです。



それさえクリアすれば、成績が大きく改善されます。


唯一の問題点とは・・・


マインドマップは暗記モノに活用できます。

ですから社会を例に話をします。



例えば今回のテスト範囲が、
歴史の「縄文時代・弥生時代」だとしますよね。


で。

あなたがお子さんに、こう言ったとします。


「マインドマップっていうやり方がいいみたいだよー。
　そのやり方で要点まとめてみたら？」


さぁ、お子さんは何と言うでしょう？


リアルに想像してください。


桜庭さんのお子さんは、何と返事すると思いますか？


「うん・・。」とか

「できないよ・・。」だと思います。


そして実際に取り組んでみたらわかると思うのですが、
１分で挫折します（苦笑）

その原因、わかりますか？

なぜ１分で挫折してしまうのか。

マインドマップは先ほど話したとおり、キーワード（重要語句）
を抜き出し、それを連結させていく技法です。

社会が苦手なお子さんが、教科書から重要語句を抜き出そう
としても、そもそもどれが重要語句で、どう繋げていったら
いいのかわからないですよね。


ですから１分で挫折してしまうのです。


こういったマインドマップを使った勉強方法も詳しく学べるのが
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それでは、高校受験目指してがんばってください。


がんばれ！中学生！


ありがとうございました。



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タグ：マインドマップ 中学生 受験勉強 高校受験